← 用語集

ニッケル当て材

冷間工具鋼を溶接するときは、当て材としてニッケルマットを敷くか、まずニッケルワイヤの層を溶接する。ニッケルは鋼より熱伝導が悪く、工件を局所的に暖かく保つ – 冷たい母材への熱放散をできるだけ抑え、亀裂の危険性が下がる。

なぜニッケル当て材か

冷間工具鋼は熱を逃がす – そしてまさにそれが溶接時の問題だ。アークの熱はすぐに工具の冷たい母材へ流れ、熱影響部は急速に冷却され、ガラスのように硬く焼きが入る。ニッケルの当て材は、この逃げを遮断する。

ニッケルマットかニッケルワイヤか

目的を達成する方法は二つ:溶接箇所の下にニッケルマットを当て材として敷くか、まず薄いニッケルワイヤの層をバッファ層として溶接する。どちらも熱を局所的に保持し、冷たい部材へ逃がさない。

効果

熱放散が少ないということは:熱影響部の冷却が遅くなり、鋼の急激な硬化が減り、収縮応力も小さくなる。ハンマー仕上げと組み合わせれば、これが冷間工具鋼補修の核心だ。

WerkzeugstahlKaltarbeitsstahlPufferschichtSchweißtechnik