← 用語集
形状係数と冷却速度の比
溶接部の形状係数とその冷却速度の比は、組織構造と割れのリスクに影響する。高い形状係数(遅い冷却)はガラス状に硬いマルテンサイトを生じることがあり、低い形状係数(速い冷却)は軟らかいオーステナイトを生じる。
物理化学的作用メカニズム
溶接ビードの形状係数は、ビードの長さと直径の比率を表す。形状係数が高いほど、ビードは厚さより長いことを意味する。冷却速度はこの形状に依存する。長いビードは短いビードよりゆっくり冷却される。
溶接における冶金学的関連性とリスク
高い形状係数(遅い冷却)は、マルテンサイトの多い組織構造をもたらし、ビードをガラス硬質で割れ感受性にすることがある。低い形状係数(速い冷却)は、オーステナイトが多くなり、ビードを軟らかくし、割れ感受性を低くすることがある。しかし、速い冷却では高温割れのリスクもある。
現場実践と指示
形状係数と冷却速度の良好なバランスをとるには、溶接ビードの長さと直径の比率に注意すること。多層盛り溶接では、各層が均一に冷却されることが重要である。遅い冷却には低いガス流量を、速い冷却には高いガス流量を使用すること。最適な冷却時間は5から25秒の間であるべきで、バランスのとれた組織を得るためである。
MetallurgieSchweißtechnik