← 用語集

立向下姿勢

立向下姿勢:上から下へ溶接し、薄板に対して溶着量を増やす。配管工事で典型的。

物理化学的作用機構

立向下姿勢では、トーチを上から下へ動かす。重力が溶融液を下方へ押しやるのを助け、特に薄板で溶着量を増やす。

冶金学的関連性と溶接リスク

この姿勢は溶接部の冷却を速める可能性がある。冷却が速すぎる場合(t8/5 < 5 s)、ガラス状に硬く、割れ感受性の高いマルテンサイトが生じる。これにより高温割れの感受性が高まり、接合部の機械的強度が低下する。

現場実務と行動指示

• トーチ:トーチを上から下へ動かす。

• 温度管理:溶融温度を一定に保ち、均一な溶着量を確保する。

• 冷却時間:十分な冷却時間(t8/5 > 25 s)に注意し、組織を安定させ、鋼の靭性を高める。

MetallurgieSchweißtechnik