← 用語集

ルート凹み

溶接ルート部の材料充填不足により、凹状の裏波形状となり、断面が弱くなること。

ルート凹みは、溶接時にルートへ入れる材料が少なすぎたり、ビードを引く速度が速すぎたりすると発生する。結果として、裏面のビードが薄すぎて凹状になり、きれいに完全溶込みしていない状態になる。

これは、その部分が最も弱くなるため危険である。そこに応力集中が生じやすく、特に後で荷重がかかると割れの危険が高まる。

対策としては、ビードを落ち着かせて少し多めの材料で溶接し、ルートを正しく充填することである。すでに凹みができてしまった場合は、可能であれば反対側から追加溶接するか、その部分を研削して新しいルートを設けるしかない。

MetallurgieSchweißtechnik